「テイオウヒラタクワガタ」を撮影しました

こんにちは。カメラマンの村上です。
趣味で「ムシ男」と名乗ってカブトムシ・クワガタの写真を撮っています。
こちらのブログでも、ちょくちょくご紹介していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

さて、今回は「テイオウヒラタクワガタ」を撮影しました。

テイオウヒラタクワガタ

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テイオウヒラタクワガタは、ヒラタクワガタの中でも「パラワンオオヒラタ」に次いで大きくなる種です。
大アゴの内歯は上部に付き、つや消しのボディが迫力満点で、まさしく『帝王』という感じですね。

生息地によっては内歯が下部に付くものも見られるようで、体もやや細身なものや、写真のように内歯が上部に付く形状を持ち、太い体幅が特徴的なものもいます。

ヒラタクワガタの仲間はオスの気性が荒く、メスが殺されてしまうことがよくあります。
飼育を考えている方は、交尾時以外はオスとメスを分けて飼育すると良いでしょう。

私が撮影したテイオウくんは、体長102mmで、体の大きさ・幅・大アゴともに魅力的でした。

撮影の際にまず気をつけたのは「指を挟まれないこと」
このようなクワガタに挟まれたら、大の男でも涙が出て、撮影どころじゃなくなりますね。

次に「質感」です。
迫力のある大アゴをみなさんに感じてもらうため、撮影のアングルをかなり意識しました。

そして「ライティング」です。
ストロボの光が当たると白飛びして、体のゴツゴツとした質感が感じられなくなります。

テイオウくんはその名にふさわしく、どっしりと構え、動きまくることなく、私のリクエストに応えて、様々な表情をしてくれました。
ただ、慎重派なのか触角をずっと折りたたんでいて、広げている写真が撮影できなかったのが心残りです。

でも、テイオウくん!
カッコイイアングル、ありがとう。
名前どおり最高!

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