転職のための証明写真撮影でご来店いただいたH様。
撮影当日は、奥様とご一緒にいらっしゃいました。
第一印象は「優しい雰囲気のご夫婦」でした。
お話してみると、お二人とも声のトーンや表情が柔らかく、お互いを思い合っていることが伝わってきました。
本当に優しいお人柄なのだと確信しました。
事前に「職務経歴書を見てほしい」とご連絡をいただいていたので、早速、カウンセリングから始めました。
“無難”な志望動機や強み
H様の職務経歴書には、志望動機やご本人の強みが書かれていました。
何かを参考にして書かれたようで、悪くもなければ良くもない、率直に言って“無難”な内容でした。
このことをお伝えすると、ご夫婦お二人とも嫌な顔ひとつせず、真剣な表情で、熱心に私の言葉に耳を傾けてくださいました。
奥様からは「ご主人の力になりたい」という熱い想いが伝わってきました。
職務経歴書についてのダメ出しを終え、「私たちと一緒に、志望動機を明確に、H様の強みを掘り起こしていきましょう!」とお声をかけ、撮影を始めました。
面接だと意識して着席
まず、スタジオに置いた椅子に、面接だと思って腰を掛けていただきました。
ほとんどのお客様が自身の癖に気づかず、このような座り方になります。

- 椅子に深く腰掛け、足を椅子の下に入れて両かかとを近づけているため、窮屈な印象を与え、自信が無さそうに見える
- 背筋を伸ばさず、両腕を前方に置いているため、スーツの形が崩れて太って見える
- 両手を広げているため、全体的に締まりがない
H様にも撮影した写真を見ていただきながら、上記の点を指摘し、座り直していただきました。

いかがでしょうか?
かなり印象が変わったのではないでしょうか?
カメラのアングルは一切変えずに撮影しています。

これは面接官からの視点です。
座り方ひとつで、こんなに印象の差が生まれるのです。
オリジナルテキストで強みの発見
この後は、村上スタジオオリジナルのテキストで、志望動機の確認や強みの再発見を進めていきます。
H様は「今まで別のところで指導を受けていましたが、文章の書き方の指導中心でした。これで志望動機、自身の強みを、自分の言葉でより深くアピールできそうです」とおっしゃってくださいました。
面接でのアピール方法をアドバイスして、コンサルティングは終了。
最後に、お渡しするための証明写真を撮影しました。

「志望動機」「自身の強み」が明確になると、不安がなくなり、自信にあふれた表情になります。

並べてみると、表情の違いがハッキリわかりますね。
H様の優しさまでもにじみ出た表情になりました。
ずっと見守っていた奥様もとても喜んでおられました。
村上スタジオの就活証明写真は、1人90分の完全予約制。
料金は撮影料・プリント料・データ代のみでリーズナブル。
カウンセリング料はいただきません。
撮影方法など詳しくは、撮影メニュー「就活証明写真」のページをご覧ください。