こんにちは。カメラマンの村上です。
趣味で「ムシ男」と名乗り、カブトムシ・クワガタの写真を撮っています。
ムシ男も普段は写真店店主と働いているので、七五三など年内に納品しなければならない写真の仕上げでバタバタしていました。
やっと落ち着いてきたところで、趣味の時間を確保!
今回はとても特徴的なツノを持つカブトムシ「ビルマゴホンヅノカブトムシ」を撮影しました。
「ビルマニクス」という名前で知っている方もいるかもしれません。
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胸部(前胸)のツノを見てください。
ある動物の「耳」が思い浮かびませんか?
そう!あの長さが特徴の「ウサギ」です!
ウサギの耳のような2本のツノが、このカブトムシの特徴なのです。
このことから「ウサギカブトムシ」あるいは「ウサギの耳のカブトムシ」とも呼ばれています。
卯年の最後を飾るにふさわしい昆虫写真になりました!
今回の撮影でこだわったのは、口元から反るように伸びる長いツノをいかに表現するかです。
このツノを「剣」に見立て、向かって左側にハイライトを入れました。
説明されないと気づかないかもしれませんが、昆虫写真家としての細やかなこだわりポイントです。
ムシ男の部屋では、たくさんのカブトムシ・クワガタの写真をご紹介しています。
どんなところにこだわっているか、注意しながら見ていただけるととても嬉しいです。
ぜひ、のぞいてみてくださいね。
学名 Eupatorus birmanicus
体長 ♂45~60mm ♀35~50mm
分布 タイ、ミャンマーなど